ハワイの事前検査プログラムが10月15日開始、陰性証明で隔離免除

[最終更新日:2020年09月17日]

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9/24追記:ハワイの事前検査プログラム、検査は最終区間の出発72時間以内

ホノルル空港
ホノルル空港

ハワイ州はイゲ知事は9月16日、かねてより導入を計画していた旅行の事前検査プログラム(pre-travel testing program)について、2020年10月15日(木)から開始することを発表した。

当初は8月1日に開始が予定されていたが、米本土で感染拡大が続いていたことから9月1日に延期。さらにハワイ州でも陽性者数が増加したことから、10月1日開始に再延期されていた。

この旅行の事前検査プログラムでは、出発前(*1)の72時間以内に受けた検査において陰性であれば、到着後14日間の隔離義務が免除される。ハワイでは到着時に空港での検査は提供しない。

出発までに検査結果が出ていない場合は、結果データを受信するまでは隔離義務が発生。陰性データを受信した段階で隔離が免除される。主にアメリカ本土からの渡航者を想定して設計しており、ハワイ州では米国内のCVSファーマシーやカイザーなどの薬局チェーンと提携してこの仕組みを機能させる。

11/20追記:ハワイの検査プログラムが条件を強化、11/24から出発後の承認不可に

ハワイ州が要件とする検査は、米国CLIA認定の検査所によるFDA認証のNAAT(PCR検査はNAATの一種)で、すべての陰性結果が隔離免除の対象となるわけではない。日本などの米国外で検査を受ける場合はとくに注意が必要になる。

またハワイ州では9月1日から州外からの到着者と州内での渡航者を対象に、旅行・健康情報の事前オンライン登録を義務付ける “Safe Travels application”(セーフ・トラベルズ)を開始。

出発の24時間前までに旅行情報を登録しておくと、24時間前までに健康情報を求める通知を受信する。健康情報を登録すると、到着時に空港でスキャンされるQRコードが取得できる。事前検査プログラム開始後も陰性結果のない隔離対象者は、毎日のオンラインチェックインが求められる。

日本では引き続き、外務省が米国全土に感染症危険情報で「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」を継続。旅行会社がツアーを催行する条件は整っていないが、茂木外務大臣は9月16日の記者会見で、今後はレベルの引き下げも視野に入れて海外との往来再開を目指す意向を示した。

また日本への帰国時には水際対策として空港検疫にて検査を実施。陰性の場合でも14日間は自宅やホテルでの待機や公共交通機関の利用を控えるよう強く要請しているため、実質的に帰国後の2週間は通勤・通学もできない状況となっている。

日本からハワイの事前検査プログラムを利用する場合(*2)、個人で航空券とホテルを手配し、CLIA認定とFDA認証の条件を満たすNAAT(核酸増幅検査)を受けることになる。出発までに結果が出ない場合、ハワイ到着後に日本の陰性結果を受信して証明する必要が生じる。また日本帰国後は14日間の待機要請となる。

日本側の渡航中止勧告や帰国後の待機要請、ハワイ側が事前検査を求める段階では、日本からハワイ旅行が本格的に再開されるのは難しいと見込まれる。

(*1) ハワイ州のウェブページでは到着72時間前とする資料もあります。
(*2) 海外での検査が利用できるかは未発表です。

9/22追記:ハワイの事前検査プログラムに検査方法の選択肢、航空会社が出発空港でも

関連ページ:【10/15開始】ハワイ旅行の事前検査プログラムとは?日本からも対象?
公式リリース:News Release – Gov. Ige announces new leadership team and realignment of COVID-19 efforts

タグ: , , | 2020年9月17日

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