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ハワイ火山国立公園の観光と旅行ガイド

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2019年7月11日再開情報
2019年4月19日再開情報
2018年9月22日再開情報
2018年5月から主要エリアが閉園となっていたが、2018年9月22日朝から再開した。 再開時点での観光可能なスポットは下記の通り。
再開したスポット
- キラウエア・ビジターセンターと館内のショップ(午後5時まで)
- クレーター・リム・トレイル(ボルケーノ・ハウス~キラウエア・ミリタリー・キャンプ)
- サルファー・バンクズ・トレイル
- クレーター・リム・ドライブ(西端はスティームベンツまで)
- スティーム・ベンツ
- キラウエア・イキ・オーバールックと駐車場
- デバステーション・トレイル
- プウ・プアイ駐車場と展望台
- クレーター・リム・ドライブ~ケアナカコイ・クレーター(歩行者・自転車のみ)
- プウ・フルフルまでのマウナ・ウル・イラプション・トレイル
- マウナ・ロア・ロード(キプカプアウルから先は歩行者・自転車のみ通行可)
- チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
- エスケープ・ロード(ハイウェイ11から)
引き続き閉鎖中の人気スポット
- ジャガー博物館と展望エリア
- サーストン・ラバ・チューブ(溶岩トンネル)と駐車場
- クレーター・リム・トレイルのキラウエア・ミリタリー・キャンプから西側(反時計回り)
- クレーター・リム・トレイルのボルケーノ・ハウスから東側・南側(時計回り)
- クレーター・リム・ドライブのスチーム・ベンツから西側(反時計回り)
観光ガイド
ハワイ島と言えばキラウエア火山観光が古くから人気で、世界自然遺産に登録されているハワイ火山国立公園では、火山活動が続くエリアを見学できる。
開園時間
24時間、365日オープン。ただし火山の状況により立ち入り禁止になるエリアがある。 ビジターセンターは朝7:45から夕方5:00まで。
入園料
レンタカーや自家用車での入園は、車1台でチケットが1枚必要。 1台25ドルで7日間有効(2018年9月22日現在)。
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園(ハワイ島)とハレアカラ国立公園(マウイ島)にも行く予定があれば、Hawai‘i Tri-Park Pass(50ドル)がお得。
車で入園:25ドル(1台あたり、7日間有効)
バイクでの入園:20ドル(1台あたり、7日間有効)
徒歩での入園:12ドル(1人あたり、7日間有効)
自転車での入園:12ドル(1人あたり、7日間有効)
年間パス:50ドル(ハレアカラ国立公園とプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園でも有効)
※2020年1月から値上げ予定(車30ドル、バイク25ドル、歩行者・自転車15ドル)
流れる溶岩が見られるかは運次第

活動を続けるキラウエア火山は流れる火山を見ることができる世界でも数少ない場所。 火山の状況は常に変化している為、いつでも流れる溶岩が見れるわけではなく、2018年9月22日の再開時点では公園内では赤くドロドロした溶岩は見ることはできない。
ただし過去の噴火によって冷え固まった溶岩帯は、公園内のいたるところで見ることができ、時代によって色や質感が異なる。
流れる溶岩の見られる場所
流れる溶岩を見ることができるのは、海岸線近くでチェーン・オブ・クレーター・ロードの終点からトレイルを歩いた場所。
既に固まった溶岩の上を歩くトレイル・コースは状況によって変わり、溶岩が流れている場所までの距離や所要時間もそのときによって変わる。何時間歩いても必ず見られるわけではないので、ビジターセンターやチェーン・オブ・クレーター・ロード終点にあるレンジャー・ハウスで確認しよう。
服装や持ち物をチェック
車に乗って観光するだけなら、普段の服装でも問題ないが、溶岩上を歩いたり、トレイルを楽しむなら、歩きやすい靴、長ズボンを用意しておきたい。 短パン、ビーチサンダルでは万が一のときに危険でもり怪我もしやすい。 日中は日差しが強いので、帽子や日焼け止めは忘れずに。 また暗くなってから行くなら懐中電灯は必須アイテム。 園内には入園ゲート近くのホテル「ボルケーノ・ハウス」しか水や軽食を扱う売店がないので、水や軽食も準備しておく必要がある。
トイレはここにある
広大なハワイ火山国立公園を観光するならトイレの場所もチェックしてこう。
ビジターセンター,ボルケーノ・ハウス(ホテル),キラウエア・オーバールック,ジャガー・ミュージアム,サーストン・ラバ・チューブ,ナマカニ・パイオ・キャンプ場,キプカ・プアウル・キャンプ場,マウナ・ウル,クラナオクアイキ・キャンプ場, チェーン・オブ・クレーター・ロード終点
泊まるなら近くのボルケーノ・ビレッジが便利
ハワイ島南東部にあるハワイ火山国立公園は、コナやコハラコーストからの日帰りだと往復のドライブだけでもかなり時間がかかる。余裕をもって観光するなら、近くのボルケーノ・ビレッジに泊まるのが断然便利。 レストランを併設したキラウエアロッジのほか、手頃な料金のB&Bが何軒もある。
公園唯一の宿は歴史ある絶景ホテル
ハワイ火山国立公園内にあるボルケーノ・ハウスは、1866年に建設された歴史あるホテル。公園の入り口を入ってすぐ、キラウエア・カルデラの崖上にあり、クレーター・ビューの部屋からはキラウエア・カルデラを眺めることができる。
キャンプでもきる
公園内にはキャンプ場もあるので、事前に許可をとれば、キャンプすることもできる。
Namakani Paio campground:トイレあり,水道設備あり
Kulanaokuaiki campground:トイレあり,水道設備なし
売店でお土産を買おう
ハワイ火山国立公園やキラウエア火山のお土産を買うなら、ビジター・センターとジャガー・ミュージアムの売店が便利。 地元アーティストの作品は探すならボルケーノ・アート・センターへもよって見る価値あり。
※ジャガー・ミュージアム(博物館)は、2018年9月22日の再開後も閉鎖されています
レストラン
園内で食事できる場所は、ボルケーノ・ハウスのレストランだけ。 1日中観光するなら、事前にお弁当やスナックを準備しておこう。
バリアフリーの施設
キラウエア・ビジターセンター、ジャガー・ミュージアム、ボルケーノ・ハウス(ホテル)など各スポットは、車椅子の方も利用できるように整備されている。
火山ガスに注意
公園内には火山ガスが噴出している場所が多くある。心臓が弱い方、呼吸器官が悪い方、妊娠中の方、幼児はリスクがあるされている。
特にハレマウマウ・クレーター周辺、サルファー・バンク周辺は要注意。硫黄のような異臭を感じる場所は避けておこう。
暗くなる時間
暗くなってからの観光は危険ですが、暗くなると遠くに流れる溶岩が肉眼でも見えるようになります。 トレイルコースには街灯がありません、暗くなってからのハイキングは避けましょう。
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日出 | 7:12 | 7:02 | 6:40 | 6:12 | 5:53 | 5:49 | 5:58 | 6:10 | 6:18 | 6:27 | 6:42 | 7:01 |
日入 | 18:10 | 18:29 | 18:41 | 19:51 | 19:02 | 19:15 | 19:16 | 19:02 | 18:34 | 18:07 | 17:50 | 17:52 |
毎月15日の時刻を掲載
参考:timeanddate.com
観光モデルコース
まずは公園へ向かおう。コナやコハラコーストからレンタカーで行くなら朝早く出発しよう。 途中でホナウナウの国立公園やサウスポイント、プナルウの黒砂海岸にも寄り道できる。 公園近くのボルケーノ・ビレッジでガソリンを給油したり、水や軽食などを買うのをお忘れなく。
公園の入り口でチケットを買い、まずはビジターセンターへ。 火山に関するビデオが上映されているから、初めてならぜひ見て行こう。 ここで火山活動の状況もチェックできる。公園内を1日中楽しむならトイレへ行くのも忘れずに。
時間があればビジター・センター奥のアートセンターにも寄ってみよう。そのさらに奥には火山ガスが紛失するサルファー・バンクスがあり、辺りは強烈な硫黄臭する。
レンタカーで再び出発、キラウエア・カルデラの周りにあるクレーター・リム・ドライブは周回道路になっているが、半時計周りがおすすめ。
植物に覆われた坂を下っていくと、景色が開けた場所に出る。左側に駐車スペースがあり、火山ガスが上がっているのが目につくはずだ。 ここからはちょっと歩くとキラウエア・カルデラの崖上まで行くことができる。ハレマウマウ・クレーターも見渡せる場所で、地球とは思えないような壮大な景色が目の前に現れる。
再び車移動。先へ進むと次のスポットはジャガー・ミュージアム。ここでは今でも火山活動を研究しており、その様子も少し見ることができる。
外からはハレマウマウ・クレーターが一望できるし、展示されている火山調査に関する資料は興味深いものばかり。

ジャガー・ミュージアムを過ぎると、どんどんカルデラ内部へと下っていく。
黒々とした溶岩帯を走る道は、日差しが強いと灼熱地獄のように暑くなる。
進んでいく左側に広い駐車場があるから、車を停めよう。ここからはハレマウマウ・クレーターの展望台へ行くことができる。
硫黄臭のするトレイルを5分ほど歩くと、ハレマウマウ・クレーターの見下ろす展望台に着く。
クレーター・リム・ドライブへ戻り、進んでいくと次のスポットは右側にあるケアナカコイ・オーバールック。ここもクレーターを見下ろせる場所で、道路脇から眺めることができる。
車を進めると、どんどん緑が深くなっていった辺りで交差点がある。ここで右折すれば、流れる溶岩を見るチャンスのある海岸線へと続くチェーン・オブ・クレーターズ・ロードへと入る。 終点まで行って帰ってくると、何時間か必要になるから時間がなければ、まっすぐクレーター・リム・ドライブを進もう。 その先には溶岩洞窟のあるサーストン・ラバ・チューブ・トレイルやキラウエア・イキ・クレーターの展望台を通り、ビジター・センターへと戻る。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードへ

時間があるならチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを進まない手はない。 海岸線までは標高差があるからずっと下りのドライブになる。途中にはいくつものクレーターがあるから休憩しながらゆっくりと進もう。
海が見え始めたあたりに絶好のルックアウトがある。ケアラコモと呼ばれる場所で、屋根のある休憩所からは、太平洋を一望できる。
この辺りからは、ずっとカーブの下り坂になりスピードも出やすいから運転には注意。 下り坂が終わると、再び溶岩の黒さが目立ってくる。途中には古代ハワイの象形文字が残るプウ・ロア・ペトログリフがある。 トレイルを何十分か歩かないと見ることができないので、時間がない人にはおすすめしないが、余裕があればぜひ寄ってみたい。
道路が直線になると、いよいよ終盤。そのままずっと進めば、左側に路上駐車する車の列が見えてくる。 チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点は駐車スペースが道路脇だけと言ってもいいほどなので、スペースがあれば、すぐに停めてしまおう。

ここから歩きでの移動。道路の折り返し支店には公園スタッフのいるレンジャー・ハウスがある。 火山の最新情報やいまどこで流れる火山が見えるのかがわかる掲示板やあるのでチェックして行こう。 歩けば溶岩が見られるのか、夜にならないと見られないのか、など必ずチェックしてから行動しよう。
帰りも同じ道となるが、宿までの所要時間を考えて出発しないと、暗いハワイ島の道路を長時間ドライブすることなってします。 ハワイ島では夜になると飲酒運転する車も多くなるので、安全を考えて早め早めの帰宅がおすすめです。
アクセス
ヒロから:ハワイ・ベルト・ロード(11)を南下する。レンタカーで約45分。路線バス(Hele On Bus)は平日に1日1往復しかしてないので、観光での利用は不便。
コナから:ハイウェイ(11)を南回りで約2時間半~3時間。
最新情報
国立公園を訪問予定の方は、最新情報もご確認ください。
※上記の日時は日本時間ハワイ火山国立公園の地図
観光スポット・名所・見所

ハレマウマウ・クレーター
Halemaumau Crater
キラウエア・カルデラの中にある巨大クレーター。2008年からハレマウマウでの火山活動が活発な為、近くまでアクセスできるトレイルコースや車で走ることができたクレー ...

チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
Chain of Craters Road
ハワイ火山国立公園内の道路で、クレーター・リム・ドライブから運が良ければ溶岩が流れるのを近くで見ることのできるスポットまで続く道。クレーター・リム・ドライブから ...

キラウエア・ビジター・センター
Kilauea Visitor Center
ハワイ火山国立公園の入り口を入ってすぐのところにあるビジターセンター。初めて公園を訪れるならぜひ寄っておきたい場所で、火山の危険性を伝えるショートムービーが数助 ...

バイロン・エッジ・トレイル
Byron Ledge Trail
ハワイ火山国立公園のキラウエア・カルデラ内を歩くトレイルで約2.5マイル、所要時間は約1時間半ほどのコース。途中で他のコースへの分岐があるので、さまざまな歩き方 ...
ホテル・コンドミニアム・B&B

ボルケーノ・ハウス
Volcano House
ハワイ火山国立公園にある唯一のホテル。キラウエア・カルデラを見渡せる絶景ホテルでもある。営業を休止していたが、2012年にはショップをオープン、2013年3月か ...